ファシリテーションとは?

 ファシリテーションは非常に幅広い概念で明確に定義されていません。一般的には「会議の司会進行の技術」や「ワークショップの運営技術」といった狭義な意味合いで使われることが多い言葉です。
 しかし、ファシリテーションには会議運営だけでなく、プロジェクトを計画・遂行していく際に非常に役に立つ技術が内包されています。
 SCOPでは、ファシリテーションの定義を「問題解決、目的達成に関わるすべての技術を活用し、プロジェクトを成功させるための一連の技術」としています。
 要約するとファシリテーションとは、プロジェクトを計画し、実施し、成功させるための技術群ということになります。

 したがって、ファシリテーターには次のような役割が求められます。

 ●ファシリテーターの役割
   @プロジェクトの進め方を設計する
   Aプロジェクト内で開かれる様々な会議やワークショップを運営する
   Bプロジェクトがスムーズに遂行されるようマネジメントを行う

 こうした役割を果たしながら、プロジェクトを実現していく総合的な技術がファシリテーションであると私たちは考えています。